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もののけ姫はスタジオジブリのアニメーション映画です。
一見、戦国時代の設定ですが、神様の時代の設定が入っています。
この中で、使われているのが、熊野大社にまつわる民話です。
この民話を原点にして、各地の熊野大社系の神社では草鞋に関係する祭りが行われています。波切神社では「わらじ祭り」がこれに相当します。
生と死、自然と文明を巧みに扱ったアニメーションですが、そのキャスティングに使われたのが熊野大社とその周囲の神様です。
アシタカは生と死の狭間に立たされ、サンはそれを見つめます。ジゴ坊はシシ神の首を切り落としてしまいます。
アシタカは阿遅志貴高日子根神でサンはその妻、天御梶日女。何れも九鬼氏の信仰していた賀茂氏の最上位に位置する神様です。
シシ神は八束水臣津野神で夜の姿がダイダラボッチ。波切でいうダンダラボッチです。
この作品中、熊野大社の主神が登場しませんが、実は、別の作品、千と千尋の神隠しでしっかりと登場しています。
アシタカの本名がアシタカヒコ。作中、アシタカが旅立つ時に呼ばれています。
ネーミングは阿遅志貴高日子根(アジシキタカヒコネ)の中から、「ジキネ」を外しただけです。
生と死の2面性をもつ神様で、天若彦という神様と表裏一体の神様です。
揖屋神社の話に登場する神様で、本来はシシ神とは縁のない神様ですが、生と死という2面性を持った神様なので主人公にされたようです。
サンはその妻の天御梶日女ともみられていますがはっきりしません。名前は三の君というところからの様です。
シシ神の正体は八束水臣津野神です。夜の姿がダイダラボッチ。志摩で言うダンダラボッチです。
作品中は、頭を切られてしまいますが、本来は足を切られてしまいます。
大暴れした八束水臣津野神を鎮めるというのが、わらじ祭りの原型です。
モデルは、紀州熊野の一本タタラ。大きなイノシシの神様です。
同じ紀州でも、地域が変わるとダンダラボッチにされてしまいます。