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風の谷のナウシカはスタジオジブリのアニメーション映画です。
世界観は古いヨーロッパ調ですが、本多猪四郎、円谷英二を意識した作品になっています。
この中で、主要な登場人物が、波切の祭神で占められています。
名前は、オデッセイアとエジプト神話からとっています。作中、波切の祭神である国狭槌神の特徴が大きく表れています。
使われた映画は「モスラ対ゴジラ」。モスラをオーム、ゴジラを巨神兵に見立てています。
名前は、オデッセイアの登場人物、ナウシカアから。ナウシカアはオデッセイアではダンダラボッチと同じ、一つ目の巨人と対峙する女性です。
作中、オームと意思疎通を行う事のできる唯一の存在です。このモデルは、モスラ対ゴジラの小美人をモデルにし、さらにオームと同一の存在にしています。
物語のラストで、「その物青き衣をまとい・・」というシーンで、ナウシカの本性が出てきます。ペジテの赤い衣を青に変色させるのは顔料の青色となります。これが顔料でいえば「ウルトラ・マリン」でウルトラマンと海を掛け合わせています。
金色の野は国狭槌神の本性である稲の神を表し、鳥は金色の鳶(八咫烏)と言う具合になります。
日本書紀では男性神なので、お婆の眼に映った姿が男性の姿と言うわけです。
同時に姫で、同一神の比売神の要素も加味されています。姫姉さまと呼んでナウシカに子供たちがなつくので、志摩の国狭槌神と同様、豊玉姫の要素も取り入れています。
この豊玉姫は水を扱う神で、この作品もナウシカが発見する水の浄化される仕組みが重要なキーワードになっています。
声優の島本須美さんは、「もののけ姫」では国狭槌神のもう一つの姿、織姫を連想させる牛飼いの女房を演じています。また、「人魚の森」では、神無木登和(双子姉妹)。「かんなぎ」では森の神(大山祗神)に相当する神森シゲを演じています。そのほか、「宇宙皇子」では、国狭槌神のもう一つの姿、月の神に相当するなよ竹を演じるなど関係するアニメでは、3人程度同じ役をこなすうちの一角を占める定番の声優さんとなっています。
名前は、エジプトの神話に登場するテト神から。猫神とされていますが、その像はライオンです。
ライオンは、文殊菩薩のお伴をする動物で、ナウシカ(国狭槌神)のもう一つの姿、文殊菩薩のお伴のライオンという位置付けになります。
名前は国狭槌神(文殊菩薩)の真言のチベット読みの前半部分からきています。後半がふしぎの海のナディアで使われています。単純にチベット読みするとバジュラとなります。
モデルは、モスラの幼虫で、巨神兵の光線に吹き飛ぶシーンなどにモスラ対ゴジラのオマージュが入れられています。テレパシーで意思疎通のできるところは全く同じということになります。
当時流行ったバイオテクノロジーをロボットに加味しています。
ナウシカアの対峙したものが、一つ目の巨人ですので、この巨人はダンダラボッチに相当します。
名前はクシャトリアから。仏教に置ける王族で武人を意味します。
本作では採用していませんが、他のアニメでは初音姫に相当します。
豊玉姫に懐く存在ですので、天白神と言うことになります。