祭りの日程については波切自治会へお問い合わせ下さい。
尚、ホームページの詳細については自治会・神社ではお答えできません。下記のアドレスにメールをお願いします。 尚、フリーメール、住所、氏名、電話番号などが未記入の匿名のメールは受け付けられませんので、ご注意ください。 |
大王の沖に向かって大わらじを流します。
大王島に向かって流すというサイトも有りますが、大王の沖の黒潮に乗せます。
※沖へ流す写真以外は本祭の日の写真です。イベントの日はかなりの人出になるため、結界が設けられています。お祓い中から以降は草鞋と海の間に立つことは禁止されます。
日程 |
本祭(本祭が平日の場合) |
10:00頃から11:00頃まで |
イベント日 |
15:00ころから15:30頃まで |
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場所 | 波切神社・須場の浜 近鉄鵜方駅より御座方面行バスで大王崎灯台下車 |
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駐車場の有無 | 大型バス マイクロバス 乗用車 何れも可 本祭当日は有料駐車場のみ可 イベント当日は有料、無料とも有り |
江戸時代後半の民話ではダンダラボッチへの脅しとなっています。
「大きな大男がいるぞ、近づくな」という意味になります。
この地域には補陀落信仰があります。海の向こうに神の国があるという信仰で、神の国に向かい、わらじを流します。7人婆さんの詠うエレワカも、那智に関係したもので、この信仰の影響を受けています。
わらじは御神体でもあるので、祭神の伊雑皇大神(玉柱屋姫命=三穂津姫命)の化身でもあります。神の国に帰り、また初夏、星(玉柱屋姫命)になって志摩の空に戻ることになります。基の祭りは平安時代の寿永年間ですから、伊雑宮の御田が神が稲に宿る事とは正反対に稲に宿った神が海を介して帰る事になります。海に流して星に辿り着く七夕と同じ形式だと思うと意外と単純かもしれません。
七人婆さんが北斗七星で玉柱屋姫命(=豊受大神)の姉ということになります。
海に行った先で、さらに海の中に行くのが和具大島の潮かけ祭りと言う事になります。信仰的には文殊菩薩の信仰で、波切神社でいえば国狭槌神の信仰に当たります。
別名、妙吉祥。吉祥天と混同される神様で、吉祥天はさらに弁財天とも混同されます。
この弁財天と吉祥天が一つになる信仰は八大龍王の信仰で、八大龍王の一人、徳叉迦の娘の八面天女の信仰です。
このうちの弁財天が和具大島の神様、市寸島比売命と言う事になります。
星の世界→稲へ変身(伊雑宮の御田)→八尋和邇の大きさに変身し海へ(わらじ祭り)
→海中の神の世界へ(潮かけ祭り)→星の世界へ こんな感じですね。
一般的には、ひと筆書きで「行って帰ってくるという」(セーマン)と言う意味と「悪鬼を追い払う」(ドーマン)という意味ですが意味ですが、ちょっと見かたを変えると、星と田んぼで神様を表す印になります。
民話的には災厄が去るに引っかけて申の日とされていますが、この申の日は波切神社の祭神、猿田彦の日でもあります。
猿田彦神のもう一つの姿が海女の神。漁師の神です。何故漁師の神かというと、猿田彦の神話の中で、猿田彦が海人漁をしていた事に由来します。