祭りの日程については波切自治会へお問い合わせ下さい。
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ゴジラは、波切神社の祭神、蛭子神とダンダラボッチをモデルにしています。
撮影地のひとつが大王崎方位信号所。
祭りの主役、ダンダラボッチと蛭子神が数多くのアニメで使われています。
大抵は比較神話学、比較宗教学を用いています。
基本的には溝口健二、小津安二郎、黒澤明につながっている作品が多々あります。構造的には、絵をモチーフにし、2つの世界を1つの世界につなぎ合わせるという手法をよくとっているようです。
絵をモチーフにしたアニメ
絵とゴジラに纏わる神話、映画を関連付けて作った作品が数多くあり、大抵は波切の神様に纏わるものを使用しています。
宮崎駿監督の師に当たる、高畑勲監督は、元は伊勢市出身で、後に岡山に引っ越しています。
岡山県立美術館、倉敷市立美術館には国画会、山賊会に関連した波切を描いた作品が数多く収められています。これに、影響を受けているかもしれません。
本多猪四郎監督の「青い真珠」のラストシーンに使われた浜、小野竹喬の絵の中の場所に建つ病院が大王病院で、その病院を舞台にした映画が、北条誠原作の「この世の花」。その北条誠の和訳作品「アルプスの少女」を使ったのが「アルプスの少女ハイジ」という文学作品でもつながっています。
もっとも有名な作品は「風の谷のナウシカ」ですが、作中に神話と思われる描写が数多く登場します。
作風は2つの世界をつなぎわせ、1つは風の谷、もう1つはミレーの「落穂ひろい」からつながる神話を使っています。ナウシカはオデッセイアをモチーフにした1954年の映画「ユリシーズ」に登場するナウシカアをモデルにしているようです。ユリシーズには1つ目の大男が登場し、大暴れします。
ラステルとナウシカが同一で、テトが一つのキーになっています。テトの元はエジプトのライオンの神と考えれば、ナウシカは1度死んでよみがえっています。つまり波切神社で言えば主神の国狭槌神、ライオンはその脇侍。よみがえるシーンにちょっとした悪戯がくわえられ、黒澤明監督の「鴉」をモチーフにしたイメージが入っています。この時の歌が「ランラララララン・・」と黒澤明監督の「乱」という具合です。
ここで、ナウシカの服が青に変わリます。ここがポイントで、ナウシカをビーナス(アフロディーテ)と考えれば、真珠貝から生まれるのは真珠ですから、この時のモチーフは本多猪四郎の「青い真珠」。
さらに、この時の貝は、白アワビですから、ギガンティックディスカス。つまり、未来少年コナンのギガントのパロディも入っています。
巨神兵の丘からの登場するシーンは、庵野秀明氏が担当したものです。
この、巨神兵は神話の巨人ゴライアスに相当します。ギガンティスのパロディ同様、次作の天空の城ラピュタには「ゴリアテ」という乗り物が登場します。
巨神兵は、ゴジラ(ダンダラボッチ)にも見立てられていますから、蛭子神の様に溶けてしまします。
腐海を海と考えれば、そこは死者の世界。その世界を行き来できる神がナウシカというわけです。
玉蟲は、防波堤にいるフナムシの集団。
クシャナは蛭子神に相当します。彼女も片腕を無くし、おぞましい姿をしています。
次の作品の「天空の城ラピュタ」も同様に神話と絵と童話をモチーフにしています。
夜明けのシーンは、多田敬一の「黄昏」に色使い、高低差、頂点だけが左側から明るくなっているなどよく似ています。この他、ドラクロワなどの作風も多数出てきます。
登場人物の設定はシータが国狭槌神と同じ神話を使っています。ゆえにナウシカ同様、空から落ちてきます。パズーが穴を掘る大穴持つまり、大己貴命。シータとドーラが同一神、機関をいじっている爺さんとパズーが同一神で、3兄弟が表筒男命、中筒男命、底筒男命という設定です。
「紅の豚」も「ユリシーズ」に酷似しています。豚になっているシーンは「ユリシーズ」のチルチェの魔法と同じです。2重世界を使っているので、最後に、フィオを現実世界に戻してしまうというシーンが含まれています。
同じ、設定を波切神社の神と合わせてしまったのが、「千と千尋の神隠し」。
千尋が八尋鰐、つまり豊玉姫。波切神社の沖を通過する神様にしたわけです。
千尋が千に名前を変える話は、戒名に変わるというものです。生前の名前を1文字だけ残すというもの。
設定は、湯婆婆がお湯の神様の田切姫、銭婆が銭の神様弁財天の市杵島姫命。釜爺は千手観音の大己貴命。坊が、田切姫の息子の阿遅志貴高日子根神(韋夜神)、3つの頭は、表筒男命、中筒男命、底筒男命。
湯バードが八咫烏。腐れ神が恵比寿で、ハクも恵比寿(蛭子神)。これに、ユリシーズ、サンダーバードの設定を加え、湯婆婆がチルチェ、銭婆がペネローペ。その容姿がサンダーバードのペネロープ役の黒柳徹子さんの髪型を使った感じです。これに、伊勢市の油屋騒動の設定を加えています。
ダンダラボッチの民話の原型を参考にしたのが、もののけ姫。サンは三の姫というところからきていますが、サンに相当する事代主は兄妹でも三番目に相当します。
設定は、出雲の天狗山から志摩に至るまでの民話が網羅されています。
ラストに、宮崎監督が作った「風立ちぬ」は神話とは関係ありませんが、かなり面白い設定がされています。
「風立ちぬ」の初作は1954年でこの時の監督は島耕二監督です。
庵野監督の在籍していた学校の先生が、溝口健二監督の作品を多数手がけていました。
円谷英二のウルトラマンに影響を受けた方ですが、絵画の世界と思われる描写を多数取り入れています。
ウルトラマンもゾフィーからタロウに至るまで、ちょっとした悪戯が仕組まれています。
ゾフィー、ウルトラマン、ジャックの3人が、世代の異なるダンダラボッチ。太陽神の大日如来も兼ねているという仕組みです。タロウが韋夜神、エースが事代主で恵比寿で、「び」を「−」に変えただけ。ウルトラの父が大己貴命で、ウルトラの母が国狭槌神。円谷英二の自称誕生日が7月7日で、ウルトラの母と関連付けられているという仕組みです。
ゴジラと波切神社の祭神をモデルにしたものが新世紀エヴァンゲリオン・ふしぎの海のナディア。
「ふしぎの海のナディア」は「ゴジラ」とその元ネタの一つ「海底2万哩」をベースに作られています。
ヒロインのナディアがディアナのアナグラムで波切神社では主神の国狭槌神。キングが文殊菩薩の脇侍、神社で言えば天白神。マリが比売神。ジャンが大己貴命。エレクトラも天白神でギリシャ神話のエレクトラとメディア。ネモが素戔嗚尊と韋夜神。
最も重要なのは、ネオ皇帝。ゴジラ、つまりダンダラボッチと蛭子神に相当します。
これらの設定を引き継いだのが新世紀エヴァンゲリオンで、これに、スターウォーズの設定が加わっています。
旧作は、エヴァの搭乗員全員がダンダラボッチをいくつにも分けたモデルです。
碇シンジが蛭子神で、作中、溶けてしまいます。腐れ神なので、作中、腐った乳製品をまき散らしてしまいます。これに対し、エヴァがダンダラボッチに相当し、合わせるとゴジラ。新劇場版ではキーワードがいくつも登場し、エヴァに乗ることを拒絶されます。乗れば、破壊神ゴジラということになります。
綾波レイは巨大化します。そしてアスカ・ラングレーは片目。
渚カオルは韋夜神、阿遅志貴高日子根神で神話ではシンジの兄になります。長男でシンジが3人目の子供で次男。碇指令をお父さんと呼んだりします。これが、新劇場版で、棺の番号(シンジは次男なので3番目)と親子関係に意味を持ってきます。
碇指令がその父、大己貴命で人の王、リリンの王ということになります。
ゼーレが、天白神で、スターウォーズではジェダイ評議会。
葛城ミサトが下照姫でシンジの姉か母親代わりなので、国狭槌神。赤城リツコが前作のエレクトラで天白神。
新劇場版からは綾波レイがシンジの母(魂も同じ)、国狭槌神。八大竜王の信仰を使っている様なので、イチキシマヒメとタギツヒメになります。アスカも同じ国狭槌神。こちらは文殊菩薩、織姫の信仰を使っています。
ギリシャ神話の設定を入れたのが、新劇場版。アスカがアルテミスで国狭槌神のタギリヒメ、マリがディスポイナで、国狭槌神のタギツヒメ、レイがイチキシマヒメでペルセポネ。
ペルセポネの祭りに登場する女性がフリュネで、ネルフはそのアナグラム。第三東京市のある芦ノ湖がダンダラボッチの足あとということになります。
ゼーレも天白神で、こちらはスターウォーズのジェダイ評議会由来。碇指令がダースベイダー、シンジがルークでイエスキリスト。アスカがレイアに相当します。
新劇場版では、かなりスターウォーズの要素も入っています。
新作のスターウォーズ・エピソード7ではレイというヒロインが登場します。おそらくモデルは事代主で、スピンオフ作品のアナキン・ソロに相当すると思われます。エヴァではシンジと一体化したレイといういう感じです。
大王崎で絵を描いた藤島武二の弟子の妹が「サザエさん」の作者長谷川町子です。
磯野家にちょっとした悪戯が仕組まれていて、波平、舟、サザエ、カツオ、ワカメ、マスオ、タラの6人が祭神になります。磯野は石野という意味で磯で仕事をするという意味になります。
波平が素戔嗚尊、舟が天照大神、主人公のサザエが波切神社の主神、国狭槌神、カツオが市杵島姫命、ワカメが多岐津姫命で3人の名前が神社に供える神饌という仕組みです。
マスオが大己貴命、タラが韋夜神(阿遅志貴高日子根神)。
これを、石神信仰にあわせてしまったのが、「機動戦士ガンダム」。本多猪四郎の大学の後輩、富野由悠季監督の作品です。
磯野を石野に置き換え、スタジオのあった石神井から石をはずしています。「石No」という仕組み。
石無駄をアナグラムにして「ガンダム」。
アームストロング-石(ストーン)=アムログ→アムロ
上石神井-石+バンダイ=神井上・BANDAI→神井上・BIDAAN→カミーユ・ビダン
基本設定は、エヴァンゲリオンと同じで、主人公のアムロ・レイが蛭子神、ガンダムがダンダラボッチに相当します。シャア・アズナブルが韋夜神(葦夜神)のカミーユと同じ1文字ずらしのアナグラムで、神話上はアムロの兄に当たります。 セイラはアリエスでアルゴ探検隊の羊。
シャアとセイラのアナグラムは手塚治虫のジャングル大帝レオのルッキオとルネのアナグラムです。
のちに、ジャングル大帝レオの監督をされた方が撮影されたのが、波切中学校と船越中学校を合併した特に制作された映画「校歌の卒業式」になります。
ララア・スンのララアがライア、琴座で国狭槌神。神話上は2人の母親。
ブライト・ノアのモデルが、カークダグラスで映画のユリシーズでは木馬の人。同時に大己貴命で神話上のアムロの父。ミライ・ヤシマが母。
フラウ・ボウが虹で、神話上のイリス、昴(プレアデス)の娘。つまりアムロの従妹。
黒い三連星がオリオンのトライスターで、そのまま、表筒男命、中筒男命、底筒男命。
この他、いろいろの設定が隠されています。
特に、ガンダムUCの設定は面白く出来上がっており、ユニコーンという神話上の動物をキーにしています。
「神のひとり子」とユニコーンが似ているため、イエス・キリストにたとえられるものです。
イエスキリストに相当する神が事代主。これが、バナージ・リンクスでユニコーンガンダムに搭乗します。
その兄がアルベルト・ビストで旧作ではシャア・アズナブル、つまり韋夜神に相当します。マーサ・ビスト・カーバインは「奥さまは魔女」の主人公の叔母になります。ミネバ(オードリー)がローマの休日に引っ掛けられていて、ローマ神話のミネルバ。つまり月の神の国狭槌神に相当します。
「Gのレコンギスタ」では、「フラクタル」で使われた軌道エレベータ宗教団体の設定と「山椒大夫」のような設定が登場します。
波切で数多く絵を描いた人の中に、小野竹喬と池田遙邨がいます。池田遙邨の描いた絵が多数、倉敷市立美術館に所蔵されています。倉敷市出身の作者の産土神が太老神社で祭神が猿田彦とアメノウズメ。
池田遙邨が描いた地点、船頭の祠も猿田彦とアメノウズメです。
このつながりを使ったのが、「天地無用!」シリーズ。
「新天地無用!」の作中に土田麦僊と池田遙邨を合成したと思われる名前も登場します。
柾木天地とその直系が韋夜神、大己貴命、素戔嗚尊を交互に演じています。
魎呼がダンダラボッチ、大日如来など、出雲の熊野大社と波切神社の信仰を使ています。
樹雷皇家がそのまま、波切神社の日天八王子社という具合です。
さらに、波切では、藤島武二、黒田頼綱など白馬会の方たちも絵を描きます。
このつながりが「おねがい☆ティチャー」、「おねがい☆ツインズ」、「あの夏で待っている」の3作。
木崎湖を造った神がダイダラボッチという繋がりもあります。
3作を通してキーになっているのが苺と檸檬。この2人がペネローペ(檸檬)と、チルチェ(苺)を演じます。
基本ベースは、昭和ガメラシリーズの湯浅監督の作品を参考にしています。
「おねがい☆ティチャー」が「だんな様は18歳」と「浦島太郎」、「あの夏で待っている」が「コメットさん」と「かぐや姫」で、何れもかなりのいたずらが隠されています。
宇宙人に相当する部分が全員、日天八王子社の祭神。風見みずほが、国狭槌神(天女)。まほも国狭槌神(多岐津姫)、貴月イチカも国狭槌神(天女)、貴月エミカは天白神(天女)。
「かんなぎ」は以前造られていた大王町観光協会のホームページを参考にしたものと思われます。
舞台となった仙台市七ヶ浜町は、お寺を通じた交流があります。
山本寛監督はやはり、映画、絵の繋がりを持った方で、黒澤明、小津安二郎に精通された方です。
「かんなぎ」に登場する人物の殆どが波切神社の祭神です。
「フラクタル」は、ウルトラマンのガマクジラの元ネタがヒントなのかもしれません。
ギリシャ神話で真珠の神様といえばアフロディーテ(ビーナス)。このシーンを絵に描いたのが「海から上がるアフロディーテ」で、モデルはネッサレテ、そのあだ名がフリュネです。
波切神社では「伊雑皇大神」の豊玉姫。
脚本家が岡田磨理さんで、フラクタルなどこの地方に関係していると思われる作品を多く手がけた人です。
波切神社の祭神は、お女子様と、海神様。お女子様が国狭槌神で、その同一神を演じます。海神様が大己貴命。千手観音で、鱗様はその手ということになります。
波切中学校と、船越中学校の統廃合を舞台にした「校歌の卒業式」を参考にしているようです。
使われた映画ネタは、波切で撮影された「学校の怪談4」の海の中の学校、「海人舟より禁男の砂」などです。アニメでは「ARIA」、「ヒカルの碁」を参考にしているようです。「学校の怪談」、「ARIA」、「ヒカルの碁」の共通した声優さんが川上とも子さん。これをキーにしているようです。
この他、当サイトも参考にされているようです。
モチーフが人魚姫。「校歌の卒業式」の監督がディズニーの「リトルマーメイド」の制作者の一人でもあります。
海中の学校の略称が波切中学校と同じ波中。陸上は浜島中学校と同じ浜中。
向井戸まなかが、人魚姫で竜宮の井戸伝説を使った「海人舟より禁男の砂」のナギ。故に向井戸。先島光が佐治で大己貴命。先島が先志摩。鳴神神社が鳴神。美海はかんなぎのみう。
比良平ちさきがお女子様と同じで国狭槌神。豊玉姫と同じで比良がキーワード。木原紡が山幸彦。
まなかと、ちさきが海の中の国狭槌神と陸の国狭槌神を演じているという仕組みです。
汐鹿生(しおししお)が竜宮の井戸伝説のある「志摩市志摩」の万葉仮名読み。
白と黒の排出物で吉凶を占うウミウシ君が汗かき地蔵。まなかが、煮炊きをする火を取りに行ったシーンが、波切の火祭り。これに竜宮の井戸繋がりで、浦島太郎の伝説を重ね時間差が生じるようにしています。
お舟曳が、和具大島の潮かけ祭り。泣いたお女子様が、懐かしが浦の伝説。
2回網にかかったまなかが、波切の人魚伝説(2回人魚が網にかかる)。
陸上の風景は、合成ものが多く、全体的にはサントリーニ島ですが、一部熊野市、尾鷲市などが混じっています。また海上の船は丸井大敷の船の様です。
「学校の怪談」シリーズを映画化した物で、波切では4作目が撮影されています。原作は国立歴史民俗博物館教授の常光徹さんで、同じ原作をアニメ化した方が現在のアニプレックスの社長の夏目公一朗さんです。この作品中に登場する妖怪が「トモカズキ」。日本版ドッペルゲンガーで、志摩では映画版の4作目が大王崎灯台にて撮影が行われました。夏目さんは「かんなぎ」を始めアニプレックスのの該当するアニメの多くに企画として名を連ねています。特に、花澤香菜さんの出演作品に多用されています。
ロケ地の大王崎灯台のキャッチフレーズが、「白亜の灯台」(その昔の近鉄のアナウンスの一節から)。 「かんなぎ」では「白亜」の名前で登場し、幼少時代、大王崎灯台(設定は海の中の学校の一部)同様、物の怪に取り付かれるなどします。これと同じ物が「化物語」で、こちらも蛇の神様に取り付かれてしまいます。
映画の設定は、志摩町片田に伝わる龍宮の井戸伝説が用いられています。「かんなぎ」ではざんげちゃんが龍神のシャチに飲み込まれてしまい、龍宮の情景を見ることになります。さらに「フラクタル」ではドッペルゲンガーのネッサを演じることになります。同じ妖怪のネタを使った小説が「満月の長い夜〜月光少女アンティクナナ」で、作者と主人公のナナを捩った登場人物を白亜の友人として登場させています。
作品名 | 登場人物 | |
かんなぎ | 涼城白亜 | 物の怪、妖怪に乗っ取られる |
ざんげちゃん | 龍宮の情景を見させられる | |
化物語 | 戦国撫子 | 物の怪(蛇)に取り付かれる |
おとめ妖怪ざくろ | 薄蛍・その他 | 物の怪を付かされ半分妖怪にされている |
青の祓魔師 | 杜山しえみ | 物の怪に襲われる |
フラクタル | ネッサ・その他 | ドッペルゲンガー(ともかづき) |
StarDriver輝きのタクト | ヨウ・マリノ |
ヨウ・マリノ以外は花澤香菜さんが演じています。
同じ龍宮の井戸の伝説を使ったもので、堀内正直監督の作品です。
撮影地も「学校の怪談4」と同じ波切。堀内監督の映画中に、弁財天の浜が登場します。 この映画のヒロインが、「ナギ」で泉京子さんが演じています。 「かんなぎ」はこちらを意識した作品で、こちらは弁財天をベースに地方の民俗学が取り入れられています。 おそらく、データベースは学校の怪談同様、国立歴史民俗博物館。 波切では日天八王子の国狭槌神を中心に話を広げた物が「かんなぎ」のナギ。 これと同様の物を戸松遥さんが次々と演じることになります。 しかも、堀内監督のマイティジャックでのパートナーの藤川桂介さんのライフワークの一つ、「宇宙皇子」の元ネタと同じ役行者の信仰がある為、春日社を強く意識した様です。
作品名 | 登場人物 | |
かんなぎ | ナギ | ヒロインの名前 |
七福神の回文 | ||
化物語 | いずみ今日子 | 撫子スネイクでの泉京子さんのパロディ |
この地方の信仰は熊野信仰に加え、「先代旧事本紀」が入っています。先代旧事本紀の特徴は、他と比べ多岐都比売命 と大己貴神が夫婦関係にある事です。アニプレックスで出てくる構成の多くにこの構成が見られます。特に、花澤香菜さんの出演作品または、パロディにした作品に多用されています。
作品名 | 登場人物 | 大己貴神に相当する登場人物 |
かんなぎ | ざんげちゃん | 御厨仁 |
涼城白亜 | ||
セキレイ | 草野 | 佐橋皆人 |
アスラクライン | 嵩月奏 | 夏目智春 |
StarDriver輝きのタクト | ソラ | ミヤビレイジ(ヘッド) |
インフィニットストラトス | シャルル・デュノア | 織斑一夏 |
異世界の聖機師物語 | マリア・ナナダン | 柾木剣士 |
ユキネ・メア |
異世界の聖機師物語をのぞいて声優は花澤香奈さん。ソラは名前だけですが、「魔法使いに大切なこと」のソラ(声優は花澤香奈さん)のパロディ。
「花籠や においもふかき やまと竹 わが行き先は あららぎの里」と言う歌があります。日天八王子に纏わる歌ですが、ちょっと前までは民俗学者程度しか知らない歌です。この歌のパロディが、「かんなぎ」などで使用されています。
映画ネタのパロディが多く、ガメラでは化け物語の西尾維新さんのパロディ。他の作品でも「君の名は」などのパロディが使われています。
志摩をもろにネタに使ったものが「かんなぎ」(登場人物のほぼ全員が波切の祭神)と「StarDriver輝きのタクト」(四方の巫女が全て志摩の神社に関係する者)、「化物語」(撫子スネイクの回で「かんなぎ」のパロディ、その他複数のパロディ)の3者で、一部を使った物が、「インフィニットストラトス」(かんなぎとStarDriver輝きのタクトのパロディ)、「フラクタル」(志摩の民話)。かんなぎと同じ伝承を使った物が、「おとめ妖怪ざくろ」(かんなぎとStarDriver輝きのタクトのパロディ)と「セキレイ」(出雲荘の人物構成が「かんなぎ」と同じ)、「アスラクライン」(主役、ヒロインの人物構成が「かんなぎ」と同じ。ギリシャ神話の部分も同じ)。
近鉄沿線の駅と伊勢志摩で撮影された「逆境ナイン」をネタにした物が「神のみぞ知るセカイ」。賀茂氏の関係地域の1つで出ているのが「青の祓魔師」。